ポイントサイトから
ANA・JAL・クリスフライヤーへ
変換ルート完全解説【2026年最新】
モッピー・ハピタスで貯めたポイントを最大限マイルに変換するには、どのルートを通るべきか。全ルートの実質レートを比較し、目標別の最適解を提示します。
ポイントサイトで地道に貯めたポイントも、変換ルートを間違えると大幅なマイルのロスが発生します。たとえば同じ10,000ポイントでも、ルート次第で2,500マイルにしかならない場合と8,000マイルになる場合があります。その差は3.2倍です。
本記事では、陸マイラーが主に使う2大ポイントサイト(モッピー・ハピタス)からANA・JAL・クリスフライヤーへの全変換ルートを整理し、2026年6月時点の実質レートとともに解説します。シンガポール航空ビジネスクラスを目標にする方、ANA修行を目指す方、それぞれに最適なルートが分かります。
① ポイントサイト2社の特徴と基本情報
陸マイラーが日常的に使うポイントサイトは数多くありますが、マイル変換効率・案件数・安定性の観点から、モッピーとハピタスの2社が二強となっています。まず両社の基本的な特徴を確認しておきましょう。
国内最大級のポイントサイト。2026年2月にANA直接交換を解禁し、JALドリームキャンペーン(最大80%)も定期開催。クレジットカード案件が充実しており、大量ポイント獲得の主軸として機能します。→ モッピーの特徴・登録方法はこちら(A-3)
マイル交換の「安定感」で定評があるポイントサイト。ドットマネー経由だけでなくJALへも直接50%換算でアクセスでき、モッピーのキャンペーン外時の補完として最適。旅行・ホテル系案件も豊富です。
② ANAマイルへの変換ルート全3種
ANAマイルへの変換は、2026年2月の直接ルート新設によって選択肢が増えました。ただし、そのレートが同年6月に早くも下がるという改悪もあり、最適ルートはカード保有状況と許容できる手間のバランスで選ぶ必要があります。
ルートA:モッピー→ANA直接ルート
2026年2月新設マイル
最短1〜3日で交換完了。中間ルート不要で手間がかかりません。当初(2026年2月〜5月)は3P→1マイル(33.3%)でしたが、2026年6月1日より3.5P→1マイル(28.6%)に改悪されました。他のルートと比較すると最も低い換算率です。
⚠ 開始わずか4ヶ月でレート改悪。今後も下がるリスクがあります。
ルートB:Vポイント・ANAカードルート(50〜60%)
ハピタス
マネー
ポイント
マイル
なぜドットマネーを挟むのか:モッピーやハピタスからVポイントへ直接交換しようとすると、交換手数料が発生したり、そもそもルートが閉ざされている場合があります。そこで中継サイトの「ドットマネー」を挟むことで、手数料を一切払うことなく、1:1の等価レートでVポイントへ交換することが可能になります。この手数料回避こそが、陸マイラーがドットマネーを経由する最大の意味です。
50%ルート(一般):追加カードなしの場合、1,000Vポイント → 500ANAマイル(50%)に換算されます。
60%ルート(ANAカード保有):三井住友カードが発行する「ANA Visa/Masterゴールドカード」などを保有している場合、VポイントからANAマイルへの直接移行レートが自動的に1ポイント=0.6マイル(60%)に引き上がります。複雑な多段階中継を必要とせず、ネット完結で実現できるため、現在最も現実的かつ実用性の高い本命ルートです。
ルートC:高レートルート(70%・制限あり)
全ルート中で最高水準の70%を実現するルートです。ただし中継先での交換手数料・交換単位・交換所要日数が積み重なるため、実際の到達まで数週間〜1ヶ月程度かかります。
⚠ かつて王道だった「JQみずほルート(みずほマイレージクラブカード/ANA経由)」は2026年1月に新規申込が終了し、これから参入する中級者にとっては完全に閉ざされた道となりました。現在、同等の70%を維持できるのは、函館や九州などの指定交換機に対象カードを直接挿入して物理的に交換を行うnimocaルートなどに限られており、利用ハードルは極めて高くなっています。
③ JALマイルへの変換ルート全3種
JALマイルへの変換は、モッピーのドリームキャンペーン(最大80%)が突出しており、タイミングさえ合えばポイントサイトからマイルへの変換として業界最高水準の効率が実現します。
ルートA:直接交換ルート(通常50%)
ハピタス
マイル
モッピー(公式ページ)・ハピタス(公式ページ)ともに、中間のドットマネーを挟む必要すらなく、単体でJALマイルへの直接交換に対応しています(常時50%・追加カード不要)。非常にシンプルで無駄がありません。
交換所要日数:モッピーは4週間以内、ハピタスは申請後数日〜2週間程度が目安です。
ルートB:モッピー ドリームキャンペーン(最大80%)
2026年4〜6月開催中2017年6月開始。基本レートは2P→1マイル(50%)ですが、条件達成時は翌月末にスカイボーナス4,500Pが返還されます。
実質計算:12,000P交換 → 6,000マイル取得 → 4,500P戻り = 正味7,500Pで6,000マイル = 実質80%
月1回12,000P交換が上限。2回目以降は通常50%レートのみ適用されます。
⚠ スカイボーナスは当月10,000P以上の新規獲得がある方のみ対象(条件は随時変更される場合あり)。モッピー公式で最新の条件をご確認ください。このキャンペーンの詳細な活用法はJALドリームキャンペーン完全ガイド(B-6)をご参照ください。
過去のドリームキャンペーン開催履歴(参考)
| 期間 | スカイボーナス | 備考 |
|---|---|---|
| 2026年4月1日〜6月30日 | 4,500P | 現在開催中 |
| 2024年10月1日〜12月27日 | 4,500P | 前回キャンペーン |
| 〜2025年3月31日 | 4,500P | 延長後の終了日 |
| 2018年5月〜現在(継続) | 月1回12,000P交換方式 | 2018年5月に現行形式に変更。以降ほぼ通年継続 |
| 2017年6月〜 | (旧形式) | キャンペーン開始。初期は仕組みが異なっていた |
| ※ドリームキャンペーンは終了後すぐに次の期間が発表されることが多く、2021年後半以降は休止なしで継続。最新の開催状況はモッピー公式でご確認ください。 | ||
ルートC:Ponta経由ルート(通常50%→キャンペーン時60%)
ハピタスはPontaポイントコードへの交換に手数料無料で対応しており、通常の50%レートでJALマイルに変換できます。
さらにPontaの「JALマイル20%レートアップキャンペーン」が年に数回開催されます。このキャンペーン時は2Ponta→1.2マイル(60%)に向上します。
過去の開催実績(2023・2024年):3月頃・7月頃・12月頃の年3回ペース。急ぎでない場合はこのキャンペーンを待ってから変換するのがお得です。
ハピタス独自の交換レートアップキャンペーンについて:ハピタスにはモッピーのドリームキャンペーンに相当する独自のJAL特化キャンペーンはありませんが、ドットマネー側や各提携ポイント側が実施する「交換増量キャンペーン」は、ハピタスからのルートでも恩恵を受けられます。
· モッピー ドリームキャンペーン(実質80%):月1回・12,000P単位。JALマイル目的なら最優先で活用すべき制度。ほぼ通年継続中。
・ハピタス→Ponta→JAL(通常50%、CP時60%):Pontaの増量CP(年3回)を待ってから変換。モッピーCP非対象月の補完として有効。
・ドットマネー経由:基本は不要。ドットマネー側独自の交換増量CP(年1〜2回、10%増量)時のみ55%として使う価値あり。
④ クリスフライヤーへの変換ルート
シンガポール航空のマイレージプログラム「クリスフライヤー(KrisFlyer)」は、燃油サーチャージなしでシンガポール航空自社便のビジネスクラス・スイートクラスを発券できるという点で、ファミリー旅行計画者にとって特別な価値を持ちます。ただし、ポイントサイトからクリスフライヤーへの変換ルートは限られており、実質レートは他のマイルより低めになります。
・セーバー特典(Saver):片道 約54,500マイル〜(空席限定・取りにくい)
・アドバンテージ特典(Advantage):片道 75,000マイル(空席は比較的確保しやすい・現実的な基準レート)
出典:SIA公式アワードチャート(2025年11月1日改定版)。
往復3名(大人2名+子供1名)では、セーバーなら合計327,000マイル、現実的なアドバンテージなら合計450,000マイルが目安。目標は高いですが、燃油サーチャージ節約は数十万円規模になります。なお2026年3月以降はAccessという変動型レートも導入され、Saverの空席が少ない時はAccessで予約する状況も増えています。
ルートA:マリオットBonvoy経由(実質27.5〜32%)【推奨】
ハピタス
Bonvoy
フライヤー
クリスフライヤーへの現実的な主要ルートです。
Step 1:マリオットへの移行(モッピーは1,300P→1,000ptで約77%、ハピタスは500P→330ptで66%)。
Step 2:マリオット→KrisFlyer(通常3,000マリオット→1,000マイル=33.3%。60,000ポイント一括変換時は25,000マイル取得でボーナス5,000マイル込み=41.7%)
2ステップの実質レート:モッピー起点なら約77% × 41.7% ≈ 約32%、ハピタス起点なら66% × 41.7% ≈ 約27.5%。一括変換が鉄則です。
⚠ マリオットBonvoyのポイントは有効期限(24ヶ月)があります。ポイントサイト→マリオットへの変換前に計画的な積立が重要です。マリオットBonvoy経由の詳細はマリオットBonvoy経由マイル変換 完全攻略(C-2)をご参照ください。
ルートB:AMEXメンバーシップリワード経由(25〜80%)
MRポイントの獲得方法:モッピーやハピタスで「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」や「グリーン」などの高額クレジットカード発行案件をクリアし、AMEX側の強力な入会キャンペーンを併用して、日常決済と同時に大量のメンバーシップ・リワード(MR)ポイントを直接獲得します。
実質25%に制限されるプロセス:獲得したMRポイントをクリスフライヤーマイルに移行する際、年間参加費のかかる「メンバーシップ・リワード・プラス」に未加入の場合、移行レートが2,000ポイント=500マイル(25%)へと大幅に制限されてしまいます。なお、メンバーシップ・リワード・プラスに加入(一部上位カードは無料自動付帯)していれば、1,250ポイント=1,000マイル(80%)の超高レートで直接転送が可能です。移行時のシステム設定によって効率が激変するため、中級者以上は必ずプラスへの加入状況を確認してください。
⑤ 全ルート実質レート比較表
ここまでに解説した全ルートを一覧で比較します。
| ルート | 起点 | 目標マイル | 実質レート | 難易度 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|
| モッピードリームCP | モッピー | JAL | 実質80% | 中 | 月1回12,000P交換限定。スカイボーナス4,500P翌月末返還。ほぼ通年継続 |
| nimocaルート(C-4) | モッピー/ハピタス | ANA | 70% | 高 | WEB交換不可。函館や九州等の指定交換機に足を運んで物理交換する玄人限定ルート |
| 三井住友ANAカードルート | モッピー/ハピタス | ANA | 60% | 低 | ドットマネー経由でVポイントへ等価交換後、ANAゴールド等保有で60%(1,000pt→600マイル)。ネット完結で今から目指せる現実的本命 |
| Ponta→JAL(増量CP時) | ハピタス/各サイト | JAL | CP時60% | 中 | Pontaの20%増量CP(2023〜2024年実績で年3回:3月・7月・12月頃)時のみ |
| JAL直接交換(通常) | モッピー/ハピタス | JAL | 50% | 最低 | 追加カード不要。モッピー・ハピタス共に単体で常時50%直接交換に対応。ドットマネー側独自の交換増量CP時のみ55% |
| ドットマネー→Vポイント→ANAルート | モッピー/ハピタス | ANA | 50% | 低 | ドットマネーを挟み手数料無料でVポイントへ。ANA一般カード保有または追加カード不要時の標準レート |
| マリオット経由→KrisFlyerルート | モッピー/ハピタス | KrisFlyer | 27.5〜32% | 中 | 60,000pt一括時。モッピー起点で約32%、ハピタス起点で約27.5%に分岐。KFへの現実的主要ルート |
| AMEX MR転送ルート | AMEX案件 | KrisFlyer | 25〜80% | 中 | AMEX案件でMRpt獲得。メンバーシップ・リワード・プラス未加入だと25%(2,000pt→500マイル)に制限、加入時は80% |
| モッピー→ANA直接ルート | モッピー | ANA | 28.6% | 最低 | 最も簡単だが最低レート。2026年6月1日に3P→3.5Pへ改悪済み |
| ※レートは2026年5月〜6月時点の情報。各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。キャンペーンは期間・条件が随時変更されます。なお、かつての王道「JQみずほ(70%)ルート」は2026年1月に新規終了しています。 | |||||
⑥ 目標別おすすめルート
どのルートが「正解」かは、目標マイルと保有カードによって異なります。3つのパターンで整理しました。
したい方
手数料を回避するためドットマネー経由でVポイントに1:1等価交換したあと、三井住友の「ANA Visa/Masterゴールドカード」を発行してネット完結の60%ルートを主軸にするのが最も現実的で賢い選択です。かつての70%超の王道ルート(JQみずほ等)は新規の道が完全に絶たれたため、今から目指すならこのANAゴールドによる60%ルートを強く推奨します。
計画している方
モッピードリームキャンペーン期間中(年複数回)に集中して交換するのが最適戦略。ゴールド会員維持と当月獲得条件をクリアして最大80%を狙います。キャンペーン外やハピタス利用時は50%の直接交換ルートでシンプルに移行するのが鉄則です。
ビジネスクラス旅行したい方
マリオットBonvoyポイントを60,000pt単位で積み立て、一括変換が鉄則。マリオットAMEXカードでの日常決済+ポイントサイト案件獲得を組み合わせて効率よく積み上げましょう。また、ポイントサイトのAMEX高額案件で獲得したMRポイントを、メンバーシップ・リワード・プラス経由(80%)で流し込むスポット技も有効です。
⑦ 変換時の注意点と落とし穴5つ
モッピー・ハピタスのポイントは通常最終獲得日から1〜2年が有効期限です。「貯めてから考える」では失効リスクがあります。3ヶ月に一度程度、ポイント残高と有効期限を確認する習慣をつけましょう。中継ポイント(マリオットBonvoy:24ヶ月)も同様です。
多くのルートで最低交換ポイントが設定されています。例えばマリオット→KrisFlyer変換は「3,000マリオットポイント単位」、60,000pt一括ボーナスを受けるには「60,000ポイント以上」が必要です。端数は変換できず無駄になるため、変換前に単位を確認してください。
本記事で紹介したレートは2026年6月時点のものです。モッピー→ANA直接交換が2026年6月に早速改悪されたように、レートは事前告知なく変更されることがあります。大量ポイントを変換する前は必ず各社の公式サイトで最新レートを確認してください。
マルチステップルートでは各中継で数日〜1週間かかります。モッピー→ドットマネー(数日)→Vポイント(数日)→ANAマイル(数日)と合計で10〜20日程度かかる場合があります。特典航空券の予約開放日(搭乗355日前)に間に合わせるには、余裕を持って変換を開始してください。
ANAマイル・JALマイルは積算日から36ヶ月(3年)で失効します。「いつか旅行に使おう」と思っているうちに失効するケースが後を絶ちません。変換前に「いつ・どこで・どのクラスで使うか」の具体的な計画を立ててから変換開始するのが合理的な順序です。
⑧ まとめ
本記事で解説した内容を整理します。
・JAL狙いの最高効率はモッピードリームキャンペーン(最大80%)。年複数回のキャンペーン時に集中変換が鉄則。通常時やハピタス利用時は直接50%交換でシンプルに。
・KrisFlyer狙いはマリオットBonvoy経由(27.5〜32%)が現実的な主要ルート。60,000pt一括変換でボーナス5,000マイルが付与され実質41.7%(サイト起点で最大32%)に。AMEX高額案件のMRポイントをプラス経由で直接80%転送するスポット技も有効。
・モッピー→ANA直接交換(28.6%)は最も簡単だが最も低レート。2026年6月に早くも改悪された点は要注意。
・変換前に有効期限・最低単位・所要日数・最新レートを必ず確認すること。
・どのルートも「いつ何マイル使うか」の計画ありきで変換を開始するのが合理的。
・モッピー:紹介コード「gFgmA1d9」で登録(翌々月末までに5,000P達成で登録者に2,000P付与)
・ハピタス:招待リンクから登録(入会特典ポイントあり)(最新の特典条件はハピタス公式サイトでご確認ください)
⚠ ハピタスはアプリ内ブラウザ(LINE・Instagram等)からは紹介特典が無効になります。必ずSafariまたはChromeで開いて登録してください。
本記事はポイントサイトや航空会社各社の公式情報に基づき作成しています。モッピー・ハピタスへの登録リンクはアフィリエイトリンク(紹介リンク)であり、リンク経由での入会時に当ブログに紹介報酬が発生します。記事内容は報酬の有無にかかわらず中立的に構成しています。各ポイントサイト・航空会社のレートや条件は予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
参考:モッピー公式・ハピタス公式・ANAマイレージクラブ公式・JALマイレージバンク公式・マリオットBonvoy公式